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学術大会等

第45回学術大会 開催報告

第45回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会
大会長 窪木 拓男
実行委員長 前川 賢治
実行副委員長 山根  進
実行副委員長 田中  悟
準備委員長 秋山謙太郎

 第45回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会は、 平成27年9月21日(祝・月)~23日(祝・水)に、岡山シンフォニーホール、ホテルグランヴィア岡山、岡山コンベンションセンター、岡山シティミュージアムにて開催されました。大型連休中の開催となりましたが、3700名を超える参加者に恵まれました。開催に際しまして多大なるご尽力、ご指導を賜りました学術委員会、国際渉外委員会をはじめ関係各位に厚く御礼申し上げます。さらには、文部科学省、厚生労働省、日本歯科医学会、岡山県、岡山市をはじめ19の関連団体のご支援をいただきました。また、116の企業にご協賛、ご出展をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。

 本大会では、「健康維持と口腔インプラント治療 —口腔インプラント治療のメリットを再考する—」をメインテーマに多くの特別講演やシンポジウムが企画開催されました。中でも、 海外特別講演としてシンガポールよりDr。Keng Mun Wong、ポーランドよりDr。Grzegorz Zietekをお迎えし、それぞれ「包括的な審美歯科医療と口腔インプラント」、「骨バンクを利用した同種他家移植と口腔インプラント治療」と題してご講演いただきました。また、国際セッションでは、ドイツインプラント学会(DGI)、タイ、台湾、韓国より著名な講師の先生方をお招きする事ができました。また、13の秀逸なシンポジウムをはじめ、各種委員会セミナー、専門医教育講座、専門歯科衛生士教育講座、専門歯科技工士教育講座、モーニングセッション、イブニングセッション、ランチョンセミナー等を開催し、最後まで会員が会場に溢れるすばらしい学術大会となりました。ご発表頂きましたシンポジストや特別講演の演者の先生方には心より感謝を申し上げます。また、会員発表につきましては一般口演、ポスター発表268題と多数の演題登録を頂き、積極的に情報交換を頂くことができました。市民フォーラムでは「インプラントのメリットとそのメインテナンスを再考する」と題し、岡山大学病院臨床准教授の荒川 光先生とサンスター千里歯科診療所長の鈴木秀典先生に御登壇いただき、200名を超える聴衆を得たのは特筆すべきと考えます。

 地方都市での開催となり、多数の会場を統合したコンプレックス形式での運営になりました。そのため、現在の進行状況や現在位置がスマートフォンやパーソナルコンピューターで確認できる「学会ナビ」システムを口腔インプラント学会では初めて導入しました。会場の分散により会員各位にはご迷惑をお掛けしたところもあったかと存じますが、これらのツールの作成や懇親会などを含めて手作りの学会運営に精一杯努力した準備委員会や実行委員会の運営スタッフに免じてお許し頂けましたら幸いです。これに懲りず、他の地方都市でも本学会学術大会が開催されることを願って、御礼のご挨拶に代えさせて頂きます。本当に有難うございました。

大会長挨拶

専門医教育講座

会員懇親会のひと幕

海外講師の先生方

デンツプライ賞受賞者とともに

ヒューフレディ賞受賞者とともに

活発なDiscussionがなされました

多くの方々に参加いただいた市民フォーラム