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学会理事長あいさつ

公益社団法人 日本口腔インプラント学会
理事長 渡邉文彦

 会員の皆様には日頃より学会活動にご理解とご尽力を頂き厚く御礼申し上げます。理事長を拝命し、2期目の2年目となりました。この間、学術的活動、英文誌の発行、卒前卒後のインプラント教育の整備、相談窓口の開設、治療指針の作成、市民フォーラムの開催を20名の理事の先生方により22の各委員会が一丸となって遂行してまいりました。またあわせて国民の皆様へは、国民の健康維持を目標に臨床に直結した適切な口腔インプラント治療を行うべく活動を行ってまいりました。口腔インプラント治療はQOLの高い日常生活を可能にする医療ですが、残念ながら一部では不適切な広告、インプラント治療が行われています。本学会は適切な口腔インプラント治療をめざし、専門医制度を立ち上げて、現在広告可能な口腔インプラント専門医の承認を目標に活動しています。これはもちろんのこと国民の皆様への適切な口腔インプラント治療を提供するためのものです。口腔インプラント治療に関するトラブルは現在も頻繁に耳にします。だれがトラブルを起こすのか、どの時点で起こるのか、いずれにしても患者が口腔インプラント治療に対する疑念を抱くことであり、これを払拭、改善することが公益社団法人 日本口腔インプラント学会の使命です。今期もこのようなことから5本の柱を中心に活動を進めていきます。5本とは①医療安全の推進、②学術活動の推進と歯科医師への還元、③地域での口腔インプラントの啓蒙活動、④口腔インプラント治療知識、技術の向上を目指す教育活動、⑤学会活動の整備です。現在、本学会は14,000余名の会員(平成27年1月現在)を擁する我が国の歯科医学関連のうち最大規模の学術団体です。口腔インプラント学の学術研究の推進とこれを基とした口腔インプラント医療を国民へ提供する大きな義務があります。会員一人一人が本学会の会員であることの高い自覚とプライドをもって治療にあたり、患者の健康増進に努めて頂きたいと思います。周知のごとく、口腔インプラント治療は通常の歯科治療に加えて更なる専門的知識、技術が必要です。本学会会員は日々これら知識、技術の向上に努めて頂きたい。このことにより口腔インプラント治療を介して国民に安全な医療を提供し、健康維持につながるものと考えます。

理事長 渡邉文彦

2015年1月吉日


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